板野東部消防組合は、徳島県の北東部に位置する板野郡松茂町、北島町、藍住町の3町から構成される一部事務組合で、管轄面積39.25k㎡、隣接する市町村の近郊住宅地として人口約73,000人が暮らしています。
「四国三郎」と呼ばれる日本有数の河川である吉野川下流北岸に位置しており、扇状地ならではの平坦な管内は東西に延び、山間部がありません。また、徳島県の空の玄関「徳島阿波おどり空港」を擁し、国道11号線、JR勝瑞駅および徳島自動車道藍住I.Cなど交通の要衝としても多くの方が訪れます。各種工場等、さらに近年は郊外型大型商業店舗の立地も増加してきました。
消防本部には総務課、警防課、予防課、通信指令課の4課を置き、2つの消防署を配置しています。また松茂町、北島町に各5分団、藍住町に7分団の全17分団で構成された板野東部消防組合消防団も所掌しており、火災等の災害時のみならず平時においても常備消防隊と共に精力的に活動しています。
昭和47年4月の業務開始以来、火災防ぎょ活動、救急・救助活動はもちろん、災害を未然に防ぐ予防業務にも従事しています。近年、複雑多様化する災害に立ち向かい、迅速・確実な活動を心掛けて地域住民の方々の生命、身体そして財産を守るため、日々努力しています。
板野東部消防組合 管轄配置マップ